阿蘇山大噴火の予兆なのか？いつ終息するの熊本県の地震は？

公開日： 2016/04/16 : 気象, 雑記阿蘇山、噴火、予兆

余震がハンパない！

余震がハンパなく頻繁に起きています。

しかも震度が大きい余震が多いようです。

震源が大分県や阿蘇山近くの地震も

多くなってきています。

地震活動がとにかく活発になっているようなので

厳重な注意が必要ということです。

一週間位は震度6クラスの余震が

発生する可能性が高いようです。

まだまだ終息する気配が見えない

状況と言えます。

被災地の方の不安ははかりしれません。

被害拡大！

一連の熊本県内で発生している地震の影響で

被害が拡大しています。

熊本県南阿蘇町では土砂崩れが多発していて

阿蘇大橋も崩れてしまいました。

建物崩壊も多数見受けられる状態で

閉じ込められている方の救助が

懸命に行われている状態です。

土砂崩れの起きていないところでも

大量の水が流れている所が

見られますが、

山から水が流れている所は、

土砂崩れが起きやすい状態と

なっているので、近寄らないほうが

良さそうです。

九州地方では、これから天候の悪化が

予想されています。

二次災害が起きないことを

祈りたいと思います。

気になる阿蘇山噴火への影響は？

熊本県で起きている地震の影響で

阿蘇山の噴火が懸念されていた中、

4月16日午前8：30頃

阿蘇山は噴火しました。

ごく小規模な噴火と発表されています。

地震が発生した当初は阿蘇山噴火への

影響は少ないと言われていましたが、

事態が変わり、阿蘇山噴火への影響を

与える可能性も出てきているようです。

非常に心配ですね。

現に小規模とは言え、噴火が始まって

いるので、地震も心配ですが

阿蘇山の噴火も注意が必要なようです。

阿蘇山大噴火の予兆か？

地震の震源が阿蘇地方での地震が

多くなってきていることや

震源がごく浅い地震が起きています。

現在、阿蘇山の噴火が今回の一連の地震の

関連があるのかはわからないとのことです。

しかし、この阿蘇山は過去に大噴火を

何度か繰り返し起こしている山。

過去30万年間に4度破局噴火と

言われている大噴火を起こしているのです。

約９万年前の破局噴火の時は、

大規模な火砕流が発生し、

熊本県、佐賀県、長崎県、福岡県、大分県、

宮崎県北半分、山口県南部はほぼ焼きつくされました。

一部は挑戦半島まで達し、火山灰は日本全土に

厚く蓄積されたほどだったようです。

カルデラ噴火（破局噴火）とは？

地下のマグマが一気に地上に

噴出する壊滅的な噴火形式を

破局噴火と言われていますが、

この破局噴火は、地球規模の

環境変化や大量絶滅の原因となります。

大規模なカルデラの形成を伴うことから

カルデラ破局噴火と呼ばれることもあり、

このような噴火をする超巨大火山を

スーパーボルケーノとも呼ばれます。

阿蘇山は九州のカルデラを代表する火山です。

約９万年前の破局噴火は、

日本でのカルデラ噴火としては最大級と

言われています。

大地震が起きると、しばらくして

近隣火山の噴火が起きる可能性は高いのです。

2004年に起きたスマトラ沖地震の

数年以内にタラン火山やバレン島、

ムラピ火山などが噴火しました。

1960年のチリ地震の際は二日後に

プジェウエ火山が噴火しています。

現在は24時間体制で監視されている

火山の中に阿蘇山も含まれているため、

すぐにカルデラ噴火のような

大噴火を起こすことはないと思いますが、

今回多発している熊本県での地震が

きっかけとなり、阿蘇山の噴火への

なんらかの影響を与える可能性はあるのかも

しれません。

日本でカルデラ噴火が起きてしまったら

どれだけの被害が出るか想像も出来ません。

ただ、自然現象なので誰にも止めることは

できませんので注意は必要ですね。

とは言ってもいつ起こるのかも

わかりませんが、いざとなったら

身を守るための行動を慎重に行う

ことを心かけてほしいと思います。

まとめ

本日（4月16日）は、頻繁に熊本県では

地震が発生しています。

被害もどんどん拡大しているようで

本当に言葉がありません。

余震が相次ぎ不安な中、

阿蘇山の噴火も起こって

不安をかきたてられています。

怪我をされた方、また亡くなられた方も

います。

これ以上被害がひどくならないで欲しいと

祈るばかりです。

天候も心配ですが、被災者の皆さまへ

心よりお見舞い申し上げます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。